さかぐちブログ
2023年2月 5日 日曜日
民事再生を選択
どうしても住宅を失うわけにはいかない、という事情があるなら、再生計画認可後の支払いに多少不安があっても、迷うことなく民事再生を選択します。破産を選択しても、住宅を失ってその後必ず借家を借りることになります。住宅ローンと家賃は、それ程の金額の差がないかもしれません。家や車を失うことは、その後の職業生活に悪影響を及ぼすおそれがあります。また、家族がある場合には、精神的なショックを与えることもあり得るので、好ましくないといえます。再生により債務が圧縮されますが、手持ちのプラスの財産分は、支払い額に加算されますので、結構、支払額が増えて支払がしんどいということもあり得ますが、家を失うマイナスに比べれば、頑張ってもらわないといけません。
投稿者 さかぐち司法書士事務所