さかぐちブログ
2021年1月10日 日曜日
UCカードのマンスリークリア
最近依頼をお受けしたのは、クレディセゾンのUCカードによるキャッシングの過払い請求です。マンスリークリアと呼ばれている翌月一括払いの取引です。20年程間断なく続いており、借入人の人柄が生真面目であったことを推測させます。債権者から送付された取引履歴をみると、借入とその返済が横に並べられており、あくまでそれで一つの取引と主張しているかに見えます。しかも法定金利に変更されてからは別冊であり、過払いのある部分は全て時効と言わんばかりの計算書です。基本のカード契約は一つと考えられるので、取引の連続性から一連計算以外はありえないことであるように思います。
投稿者 さかぐち司法書士事務所