2016年8月26日 金曜日
消滅時効にかかっている債権の請求
借金の長年の放置により損害金が大きく膨らみ元本を超えてくるような事態になることがあります 返済を止めてから何年も経ってから債権者から督促状が来ることもあり、中には判決をとられていることもよく見受けられます しかし貸金業者は最終返済から5年で債権が時効にかかり、判決があっても10年で時効消滅します 時効は活用するには援用という行為を必要とします 時間が経っているので債権譲渡があることも多く、また債権者が民事再生になったりとかもありうる 居丈高に債務を支払え、と請求書を送付してきても消滅時効に係るケースであれば、時効援用の内容証明を送ればそれ以上は何もしてこない 結局、気弱で法的援助が受けれない人を狙った商売の方法と言える
投稿者 坂口司法書士事務所