さかぐちブログ
2012年5月10日 木曜日
団塊の世代
団塊の世代が退職して退職金を受け取り、さらに年金を受け取り始めた 団塊の世代の購買力は100兆円になるという だがその世代がそれだけ消費するかは分からない 世界経済に暗雲が立ち込め、日本財政は世界最悪の国債残高を抱える 民主党は消費税増税は公言したが税と社会保障の一体改革の中身は明瞭ではない その一体改革とは具体的にいうと年金を引き下げ医療費の国民負担を増やすことで選挙結果に直結しやすい 戦後の保守政治はきちんと投票に行く老人層に手厚く、投票に行かない若年層には税の恩恵を与えてこなかった しかし1000兆という天文学的数字に膨れ上がった財政赤字の限界は近い 思い切った削減は必要となる これから国民の生活はかなり傷みを伴うものになる その状況で団塊世代がホイホイと支出するのであろうか
投稿者 さかぐち司法書士事務所