さかぐちブログ
2012年3月17日 土曜日
後見事例
成年後見人を数件担当させてもらっていますが、保佐、補助と違って後見の場合、被後見人は相当認知症が進行していることが多く会話も成り立たないことが通常と思っていました 最近自分が就任した事例では被後見人が予想以上にしっかりしていて、ある驚きをかんじたことがありました 施設入所中で自宅へ戻って生活する可能性は皆無で、預金が少なくて自宅を売却する必要がある場合、本人が理解不能なら説明は無意味だけど、理解力がある場合説明すると問題が拗れて実行に支障が出るおそれがあります もちろん家庭裁判所の許可は必要ですが、本人の知らないうちに自宅売却も方策としてはありうるのでしょう
投稿者 さかぐち司法書士事務所